不動産お役立ち情報
ようやく日本でも39県の緊急事態宣言が解除されました。
長かった自粛生活の中で見えてきた終息の兆しに安堵する人、第二波の発生を懸念する人など、心境は様々かと思います。
しかし、コロナウイルスが終息し平穏な日々が戻る「アフターコロナ」には数年かかるとの見解も出てきており、しばらくはコロナウイルス感染対策をしながら徐々に生活スタイルを変えていく「ウィズコロナ」の日々が訪れると思います。
コロナウイルスを経験したことにより私達の当たり前だった日常は当たり前ではなくなり、人々の価値観も大きく変容しました。
それは「住まい」に関しても同様です。
時代の変化と共に生活スタイルも変わり、「住まい」に対するニーズも変化していきます。
そこで今回はウィズコロナ時代に変わっていく「住まいの価値観」についてお話します。
新型コロナウイルス集団感染の防止策として掲げられた「ステイホーム」
これまでの生活は仕事を中心に回っており、働き者の日本人にとって、勤務先で働く時間が「主」、家庭で過ごす時間は「従」でした。しかし「ステイホーム」が世界的にうたわれ、現在はこの主従関係は逆転しています。当たり前のように「毎日通勤ラッシュの電車に乗って会社に出勤する」という働き方から「通勤せずに自宅でテレワーク(リモートワーク)をする」という働き方に変わってきました。
家で過ごす時間が増えることで、今まで気づかなかった部分に目が行くようになりました。良い点では「家族で過ごす時間が増えた」「通勤に割く時間を有効に使えるようになった」一方「家族全員揃って過ごすには家が狭い」や「寝に帰るだけの家と思っていたワンルームでは生活するのに窮屈」マンション暮らしのファミリーにとっては「庭で子供を遊ばせられるような戸建ての家が羨ましく感じる」など現在の住まいに対して不満や不便さを感じる人もいるでしょう。
突如始まった「ステイホーム」という新しい生活スタイルは「住まいに対するニーズ」に変化をもたらしました。
現に当社のお客様の中でも「テレワーク(リモートワーク)で家にいる時間が増え、もう少し景色が良くて寛げる家に住み替えたいと感じた」という理由から住み替えを希望する方もいらっしゃいました。
「2020年トレンド予測 住まい領域」資料より転載
そして、今までは物件探しをする際に通勤の便を考え「住まい」を見つけるという考え方がテレワーク(リモートワーク)の普及により住まいそのものの魅力(家族がずっと一緒に過ごすのに十分な広さがあり、仕事をするスペースも用意できる家等)を念頭に物件探しをするという考え方が広まる可能性があります。
これまでは駅近物件や周辺に商業施設等がある利便性の良い立地の物件が人気がありましたが、通勤の便を考慮しなくて良ければ、少し駅から離れていても庭付きの広々した一軒家の物件を選ぶという人が増える可能性があります。もっと広域で考えると「地方」という選択肢も出てきます。今回「コロナ疎開」という言葉が新しく生まれましたが、地方でも問題なくテレワーク(リモートワーク)で仕事ができることが証明されれば、そのまま「地方」に移住するという人もいるでしょう。
東京一極集中から地方都市へ人口が流れ、今後、地方都市の物件が人気になる可能性もあります。
そして、これはウィズコロナ時代だけの話ではなく、今回の経験によってテレワーク(リモートワーク)に関する知見が蓄積されれば、アフターコロナ時代にも働き方や住む場所を見直す動きは続くでしょう。
それでは、「住まい」に求められるものは何でしょうか?
ウィズコロナの時代には感染予防を念頭に人々が生活をしていくことになるでしょう。外出を控えて家で過ごす時間は長くなることも予想されます。
立地で言えば、人が密集する都心部より少し離れた郊外。集合住宅より戸建てに人気が集まるでしょう。また家の間取りに関しても、従来の住宅は共働き夫婦を想定して、家族のコミュニケーションを少しでも取れるように広々としたリビングダイニングが人気でしたが、テレワークを自宅でするようになると環境としては適していません。しかし部屋にこもっての仕事は子供が小さいうちは一人にさせておくことは難しいですし、家族とのコミュニケーションも取れません。
そこでリビングに繋がったワークスペースやリビングを見渡せる書斎など、プライベート空間を保ちつつも家族の顔が見れる間取りへのリノベーションなどの需要も増えるかと思います。
既にDIYやリノベーションで自宅に快適なワークスペースをつくる「家なかオフィス化」がトレンドになりつつあり、住宅を供給する事業者も「プチ書斎プラン」や「パパ・ママ専用書斎プラン」などを提案する住宅の供給、ワークスペースを設置した賃貸住宅の提供を行う事例も出てきています。
また最近では、新築マンションや賃貸住宅の共用部に、居住者が利用できるワークスペースを設ける事例が増えており、ブースタイプやライブラリータイプ、ミーティングルーム併設など、新しい住宅の在り方が広がりつつあります。
キーワードになるのは「テレワークに適した環境作り」と「家族とのコミュニケーション」をこの2つを両立させる住まいに注目が集まるでしょう。
これまでの不動産業界は大半が対面での接客でした。それが新型コロナウイルスの影響で「人との接触を8割減らす」「オンラインでできる作業はオンラインでする」といった感染防止対策の打ち出しにより、不動産業界だけではなく、接客を主としていた業界は急遽大きなビジネスモデルの変化を余儀なくされました。
今までの不動産業界では当たり前のように行っていた
ステップ1、物件の購入または売却の為、来店されるお客様との接客
ステップ2、購入検討物件の内覧や売却予定物件の訪問査定
ステップ3、売買契約
この3ステップの中でできるだけお客様との直接の接触を減らし、オンライン化できることは直ちに行うというビジネスモデルに変える必要が出てきました。
このうち、ステップ1は今までも電話やメール、LINEでの相談、また査定についてもweb一括査定などオンライン化が進められてきました。
しかしステップ2やステップ3に関してはやはり人が介入せざるを得ない状況でした。特にステップ3の契約には重要事項説明や捺印がありますので必ず対面して行わなければならない法律になっており(賃貸の場合は例外)、いまだにこの部分はオンライン化が不可能です。
ウィズコロナの時代を生き抜く為には不動産業界のオンライン化が必須です。
そこで注目されているのがステップ2の物件の内覧の「VR(ヴァーチャル・リアリティー)化」です。
VR(ヴァーチャル・リアリティー)は2016年頃から一般に流通し始めました。最初はゲームや動画といったエンターテイメントとしての利用が主流でした。
しかしVRを使ったビジネスモデルが生まれ、VRを利用することで、従来の作業時間の短縮や人件費の削減が可能になりました。
不動産業界でもVRを使ったビジネスが急加速で拡がりつつあります。今までは物件の内見は「現地に見に行くしかない」という点がネックでしたが、VRを使うことにより、遠方に住む方や見に行く時間がない方も現地に行かず、自分の都合の良い時間に家でゆっくり物件の内見をすることができるようになりました。VRが不動産業界の抱える空間的・時間的な制約を解消してくれたのです。
当社でも「VR」内覧を始めました。実際に現地で内覧しているかのように物件をご覧いただけます。
今まで「一日に何件も内覧して疲れてしまう」、「転勤で住み替えたいが写真だけでは部屋の様子がよく分からず、内覧せずに契約するのは不安」、「小さい子供がいてゆっくり見れない、不動産スタッフにも気を遣う」といったお客様の悩みを解決できるのが「VR内覧」のメリットです。
また気になる物件を「VR内覧」で予め見て絞って、時間があれば最終的に現地を内見するといった方法もおすすめです。
下記より当社取扱物件の「VR内覧」もご覧いただけます。
是非お試しください!
360°VR画像をお楽しみください。左下の最大化ボタンをクリックして頂くと直感的に見れるようになっています。
最大化した画面はキーボード一番左上の「Esc」キーを押せば元に戻れます。
360°VR画像をお楽しみください。左下の最大化ボタンをクリックして頂くと直感的に見れるようになっています。
最大化した画面はキーボード一番左上の「Esc」キーを押せば元に戻れます。
※こちらの物件は仲介案件となり、仲介手数料(物件価格の3.3%+6.6万円)を申し受けます。予めご了承ください。
※お問合せ頂くタイミングで物件が終了していることも御座いますので予めご承知おきください。
「リモート内覧」とは、ご自宅にいながらスマホを使って同じVR画像を同じ様にご覧いただきながら、現地のご案内をさせて頂けるサービスです。
手順は以下の通りです。
1、ご内覧希望をお問合せフォーム、電話やLINEにて弊社にお伝えいただきます。
2、受信者読み取りQRコード(URL)のメールをお送りいたします。
3、URLにアクセス!!
4、スマホ用のVRゴーグルをお持ちであればはめて頂き、弊社の社員と一緒にVR内覧します。音声は携帯であればスピーカーにして頂きます。
VRゴーグルがなくてもスマホを横に向けて頂ければ見ることができます!
コロナでお困りの方々に不動産何でも相談を受け付けております。
・コロナで不動産はこれからどうなるの?
・収入が減って現在の住宅ローンが維持できない、どうしよう?
・不動産を売却する時に必要な税金は?
・相続したけど、相続税っていくらかかるの?
・田舎の物件扱ってますか?
どんな事でも、誠実かつ丁寧にお答えいたします!
お困りになっている事を何でもご相談ください。
お問い合わせは
■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■
株式会社クラベスト
TEL:0120-53-5050
FAX:075-325-0809
Email:info@kurabest.jp