不動産お役立ち情報
ここ最近で不動産会社の一員として、肌で感じた事をまとめてお伝えいたします。
民泊やゲストハウスの宿泊者数はGoToキャンペーンの政策の成果は少なく、前年同月比80%減という状況が続いていおります。バックに大手企業がついている民泊・ゲストハウス・ホテルはまだ続けられているところもございますが、民泊・ゲストハウスだけの運営でされている小規模事業者の方々には大打撃です。民泊を賃貸へ切り替えが進められているところもちらほら見受けられます。
コロナの影響は商業地が最も影響を受けています。京都の商業地の地価は2019年10月頃がピークに落ち込んでいます。感覚としては2019年10月ごろ坪単価が250万円だった地域が現在は160万円程度の売価になっています。これは民泊・ゲストハウス土地仕入れに大阪の業者さんが動いた結果だと考えます。令和2年9月は完全に宿泊施設は供給過多なので、これから建てても採算が間違いなく合わないとみて土地は購入したが、建物を建てないケースも増えてきています。
コロナの影響はほとんど受けていないと言っても良いと思います。地価が下がっているわけでもなく、上がっているわけでもありません。都市近郊の住宅地は比較的売れ行きが良く、2,000万円〜3,500万円程度の戸建て・マンションが非常に売れています。現実的に考えて、年収500万円のサラリーマンの方が購入できる価格帯で非常に現実的だと思います。商業地の5,000万円〜7,000万円のマンションは一般の人はほとんど購入することができないかと思われます。こういった経緯もあり、郊外なら2,000万円〜3,500万円程度で居住することができるということで桂・伏見・向日市などは令和2年9月現在人気エリアとなります。
新型コロナウイルスの新薬(ワクチン)が開発されるともう怖いものはありませんよね?
正直なところ、新型コロナウイルス自体が弱ってきていること、新型コロナウイルスの致死率の低さ、治療薬をお医者さんがいろいろ試しているようでその成果もあり回復率が高いこと、症状が無い人もいるという事実を考えると、持論ですがもうすでに風邪より怖くないんです。なんならインフルエンザの方がよっぽど致死率が高く怖いと考えています。
メディアの方々には大変恐縮ですが、メディアが過剰に報道した結果、経済損失が大きかったと考えています。
京都の市場は観光で成り立っていた部分が大きく、海外から国内への渡航が許されるようになるまで回復は見込めないと考えています。よって、海外のコロナウイルスの対策状況次第です。
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