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不動産売却時のチェックポイント(建物編)

不動産売却時のチェックポイント(建物編)

 

不動産買取業者はこういう箇所をチェックします。事前に調べておいて頂くとスムーズです。
おわかりにならない項目についてはわかならないままでも結構です。

 

― 建物

1.土地の実測面積

登記簿上の面積と現状の面積とでは差異がでる場合があります。

これは測量技術が上がりGPS機能を使い座標軸が明確となり、以前より正確なポイントを取ることができるようになったからです。

測量し直すと実測上100㎡あるのに登記されている面積が93㎡しかないというような事はざらにあります。1坪変われば場所によっては100万円も200万円も変わる事ですので、買取業者へ相談される前に土地家屋調査士に調査(仮測量)される事もオススメ致します。もし土地家屋調査士でお困りの場合は弊社へお問い合わせください。ご紹介させていただきます。

 

2.隣接地との筆界確認書があるかどうか

新所有者に所有権移転されてから隣接地境界でトラブルになるケースがよくあります。隣接地の方との境界を決めた筆界確認書があればトラブル回避にもつながります。なければ無いである程度の境界がわかっていらっしゃれば問題ございません。境界がわからなくても調査すれば問題御座いませんので、ご売却は可能です。ご安心ください。

 

3.事件・事故・トラブルがあるかどうか

マイナスポイントで告知されたくない事もあるかと思いますが、本物件上で起こった事件・事故・トラブルは先に告知されておいた方が、売却後、買主様が知った場合に告知義務違反となりますので、注意が必要です。

 

4.境界付近にあるブロック塀の所有

相続された場合やお住まいになっていない場合は境界塀の所有者がどなたかご存知でないケースも多いですが、買取査定業者はどこからどこまでが本物件所有なのか隣接地所有のブロック塀がどこまでなのか、もしくは共有の境界塀なのかお聞きになられる事となります。ご存知であれば、買取査定業者にお伝えいただくとスムーズにお話が進みます。

 

5.リフォームをされたかどうか

建物として価値が残る場合、リフォームをされたかどうかは買取査定価格アップの対象となります。いつどの部分をリフォームされているかをある程度わかればお伝えされるのがベターです。

 

6.残置物の有無

査定価格から残置物処理代を減額されることとなりますが、建物内の残置物をそのまま買取業者にて引き取る事も可能です。「遠方でどうしても片付けられない」「片付けるは面倒だ」とお考えの方、ご相談いただければ、買取業者で残置物の処分業者を手配致します。その場合は、不要な荷物はそのまま残置して頂き、必要な荷物だけ引渡し前までに運び出して頂きますようお願い致します。